床でおこなう伝統アビヤンガ(施術体位と手順)
ご家族や身近な人にアビヤンガができるようになりたい。
施術ベッドがない or 施術ベッドに上がれないけれどアビヤンガをしてあげたい。
セルフアビヤンガができない人をサポートしてあげたい。
お客様からこのようなご相談を受けたことありませんか?
通常、人にアビヤンガをする際に間違った方法で身体を痛めてしまうことがないように、セラピスト養成コースなどでなければ施術方法を学ぶことはできません。
ただ、身近な人へアビヤンガをしたいという方々にとって「プロとして仕事にしたいわけではないし…」とセラピスト養成コース受講を躊躇される方が殆どだと思います。
「安全におうちなどで行える」
「施術ベッドがなくても行える」
「未経験者でも無理なく行える」
アビヤンガの施術方法をアーユルヴェーダセラピストの皆さんがお客様へお伝えになることによって
サロンにお越しになれない方や、お越しになれない時期(例:妊娠期など)に、ご家庭内での健康管理サポートが実現できます。
アーユルヴェーダホームケア講座などに”床でおこなう伝統アビヤンガ” を加えるなどしてもお客様に喜んでいただけるはずです。
安全に、場所を選ばすに行える、シンプルながら効果的な床でおこなう伝統アビヤンガをどうぞご活用ください。
床でおこなう伝統アビヤンガの体位
床でアビヤンガを行う際に気をつけなくてはならないのが体位です。
うつ伏せの体位は首への負担や腹部に圧力をかけ、呼吸を妨げるため避けるようにします。
頭、首、肩、背中は座位でおこなうことで身体への負担が軽減されます。
また、座位で行うことで垂直の圧(強圧)をかけにくくし、万が一の事故を防ぐことができます。
仰向けの状態は安定した状態でリラックスして施術を行えますが、
施術を行う側の腰に負担がかかりやすい姿勢を避け、片膝立ちなど工夫します。
座位、仰向けで施術のできない足の裏側やお尻の周りなどは、シムス位(片膝を曲げて横向きになる)で行うと施術を受ける人もする人も楽に行えます。
床でおこなう伝統アビヤンガの準備
ふとん、マットレス、厚手のヨガマットなど
大きめのバスタオル2枚
フェイスタオル1~2枚
アビヤンガ用オイル 湯煎で温めたもの50ml程度
※素肌で寒くない程度に室温を設定します。
※アビヤンガ後にお風呂に入ることができない場合はホットタオルやホットパットなど温めるものもあると良いです。
床でおこなう伝統アビヤンガの手順
①.座位
頭、首、肩、背部
↓
②.仰向け
腕、お腹、脚
↓
③.シムス位
脚、お尻
↓
④.仰向け
腕、お腹、脚
↓
⑤.逆シムス位
脚、お尻
↓
⑥.仰向け
オイル浸透
注1:未経験の方でも安全に施術ができるよう片手で関節部をサポートしながら行うことを推奨します。
注2:動画はストローク回数が少ないです。実際にはアビヤンガをしている部位が温かくなるくらいまで繰り返すようにします。
注3:動画では身体の片側のみ施術していますが、実際は体位を変えながら両側施術をします。
床でおこなう伝統アビヤンガ指導者講習会
床でおこなう伝統アビヤンガ施術を直接学んでみたい。また施術指導のインストラクションやアジャストメントの方法も学びたい、という方は講習会をご活用ください。
指導者講習会日程
2022年7月18日(月・休)13:00~16:00 @東京港区 (会場詳細はご参加の方に直接お知らせいたします) 残2
※次回開催日調整中です。
<内容>
・床でおこなう伝統アビヤンガ施術練習
・床でおこなう伝統アビヤンガのインストラクション
・床でおこなう伝統アビヤンガのアジャストメント
・座位がとれない人への施術法
・妊娠期のオイルケアサポート法
<参加資格
アーユルヴェーダ基礎理論が理解できている
セルフアビヤンガを実践している
<参加費>
一般 38,500 会員 33,000 (アーユルヴェーダオイル、指導マニュアル、修了書 込)
[お申し込み方法]
お申し込みフォームにご記入いただき送信をお願いいたします。
お申し込み後5日以内に参加費のお振り込みをお願いいたします。
お手続きに関しては別途メールにてご連絡いたします。
[キャンセルポリシー]
前日までにご連絡をいただきましたら振込手数料を差し引き全額返金いたします。
当日キャンセル及び無断キャンセルはご返金ができませんのでご注意ください。
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