Ayurvedic Herbs ⑪ バコパ – ブラーンミー
2021年12月6日
ブラーンミーは脳に良いとされるアーユルヴェーダハーブです。記憶力や認知機能を向上する研究結果があり世界的にも注目を集めています。アーユルヴェーダではその他にも健康維持向上に役立つ様々な力があるとしていて、子供から大人まで広く親しまれているハーブです。ブラーンミーと似た作用を持つツボクサ(ゴツコラ)も同じ名前で呼ばれることがありますが、実際には違う植物です。
ブラーンミー(Brāhmī)
ラサ(味):ティクタ(苦味)カシャーヤ(渋味)
グナ(性質):ラグ(軽性)
ヴィパーカ(消化後の味):マドゥーラ(甘味)
ヴィールヤ(薬力):シータ(冷)
トリドーシャへの影響:ヴァータとピッタのバランス
アーユルヴェーダ文献記載のブラーンミーの利点
- 消化をサポート(Deepani)
- 肌の不調に(Kshta,Kandughna)
- 血を増やす(Panduhara)
- 炎症を鎮める(Shophahala)
- 声をよくする(Svarya)
- 若々しさをサポート(Ayusha)
- 血糖のサポート(Meha)
- 記憶力や知性をサポート(Medha)
- 呼吸を整える(Shuvasahara)
ブラーンミーの活用法
風邪で咳が出るときにブラーンミーのペースト温めて胸に塗ると呼吸が楽になると伝えられています。
ブラーンミーパウダーを加えたミルクを飲むと集中力や認知力が向上し若々しさを保つと伝えられています。
※効果を保証するものではありません
アーユルヴェーダ伝統製法によるブラーンミーの活用
ブラーンミーグリタ:学習能力を向上し心身を強くするとされる伝統的なハーバルギー
注意事項
個人にあったアーユルヴェーダハーブの活用についてはアーユルヴェーダ専門家にご相談ください。
なお健康状態に不安がある方は必ずかかりつけ医師やお近くの病院でご相談ください。