Ayurvedic Herbs ⑧ターメリック – ハリドラー
2021年12月6日
ターメリックはインドで伝統的に縁起の良いハーブで、トリートメントやキッチンで使用するだけではなく寺院での捧げ物としても使用されています。
現代の研究ではターメリックの成分が糖尿病予防に有効であることが認められています。
Contents
ターメリック(Haridrā ハリドラー)
ラサ(味):カトゥ(辛味)ティクタ(苦味)
グナ(性質):ラグ(軽性)ルークシャ(乾性)
ヴィパーカ(消化後の味):カトゥ(辛味)
ヴィーリャ(薬力)ウシュナ(熱)
トリドーシャへの影響:トリドーシャバランス
熱性→ヴァータとカパバランス
乾性、辛味、苦味→カパバランス
苦味→ピッタをバランス
アーユルヴェーダ文献記載のターメリックの利点
- 浄化(Vishanut)
- 糖尿や尿路感染に(Mehanut)
- アレルギーによる痒みに(Kanduhara)
- 様々な皮膚の問題に(Kshutahara)
- 傷の回復をサポート(Vranahara)
- 肌色をよくする(Dehavarna bidhayini)
- 駆虫(Krumihara)
- 鼻水などの風邪に(Pinasa nashin)
- 食欲不信のサポート(Archinashini)
- 血を増やして元気にする(Panduhara)
- 副鼻腔の不調に(Apachihara)
- 肌を清浄に(Tvakdoshaji)
- 痛風のような痛みに(Vataranut)
- ピッタを体外へ排出させる(Pitta rechak)
そのほかアーユルヴェーダには外用塗布による炎症、腫れ、痛みの緩和や美肌のサポート、腸内環境を整え便秘の緩和、煙の吸入による呼吸器系の浄化など、様々な用途があります。
ターメリックの活用法
ターメリックと塩をひとつまみ加えたぬるま湯でのうがいをすると喉の健康をサポートすると伝えられます。
アーユルヴェーダ伝統製法によるターメリックの活用
・ニシャーアーマラキーチュールナ:血糖サポートとしてのターメリック+アムラのミックスパウダー
注意事項
個人にあったアーユルヴェーダハーブの活用についてはアーユルヴェーダ専門家にご相談ください。
なお健康状態に不安がある方は必ずかかりつけ医師やお近くの病院でご相談ください。