2018年夏 南インド アーユルヴェーダリトリート Part 5
トリートメントは進み浄化法へ。
今回は10日間のプログラムということで全員が下剤を処方されました。
浄化とは下剤によって物質的なものが出るかどうかだけではないのです。
身体が本来備えている自浄能力を呼び覚まします。
ドクター達は、下剤を飲んだ後にどのように反応してくるかを丁寧にみています。
正しく自浄作用が起きるかどうか、です。
言ってみれば下剤はその人のスイッチを押す役割。
そして作用を起こすその人自身の内在するエネルギーはその人そのものだなあ、と認識できます。
素直に反応する人、反応に時間がかかる人、反応しない人。
この違いは、まさにその方の「信頼度」やマインドセットによって変わってくるのではないか、と思いました。
浄化をただ受け入れ、薬やドクターを信頼し、内在するエネルギーに委ねる。
不安や疑いがあったり、また身体の声を無視していると正しい浄化が起きません。
自分の身体の声を正しく聴けているかどうか
自己と他者への信頼が確立しているかどうか
今回たくさんの方の浄化に立ち会わせていただいたことで、ようやくSDJ大切にしていることが深いところに落ちてきました。
浄化法が終わり退院の朝 美しい朝日でした
身体と心が安心に包まれ、リラックスした状態で、オープンになっている時
薬草のパワーが全身に巡り、スイッチが入る。
そして眠っていた内在するパワー(心身をバランスさせる力、免疫力)が目覚めていく。。。
心身ともに生まれ変わる。
それは薬草の力によるものだけではなく、浄化法というトリートメントの作用だけではなく
その人自身の在り方により実現可能になるのです。
トリートメントを受けられた皆さんはリセットしたあと
ここから自らいのちへ息吹を与え、
豊かな人生を歩んでいかれるといいな、と思います。
余談ですが、、、
トリートメントや浄化法を受けていない私ですが、
滞在中自分の声に忠実に従い自分を徹底して大事にしていただけで、
食事制限などもせずに体重が3kg落ち、感覚器官がさらに繊細になりました。
マインドフルな状態に常にいることで内在するパワーが十分に発揮されていたのだと思います。
これは、日々の生活に役立てられる体験になりました。
浄化法を終え近くのお寺へお参りして心身ともに軽やかな笑顔
第3回目となるSDJ AYURVEDALAYAでのトリートメントリトリートは、個人的にはパーフェクトでした。
仲間とともに滞在するからこそ理解できること、体験できること、気づけること、得られること。
今回は多様性の中の秩序というものも体現した素晴らしいリトリートでした。
ご参加くださったみなさま、そしてサポートしてくれた清美さん、いつもこころよくグループ滞在を受け入れてくださり、特別なご配慮をくださるSDJファミリーに心から感謝を。。。
ありがとうございました。