2014年VAFアーユルヴェーダ研修記⑤
VAFでのアーユルヴェーダ研修中、私たちは沢山の学びや経験をしました。
アーユルヴェーダの古典「チャラカサンヒター」、薬草やアーユルヴェーダ製剤について、
ケララの伝統的なアーユルヴェーダトリートメント、由緒あるアーユルヴェーダ伝統医家系の歴史、
ヨーガの実践とアーユルヴェーデックな日常生活。。。
授業は勿論ですが、様々なアクティビティや、
日本人参加者同士の交流、ドクターやナース、セラピスト、スタッフたちとの交流、
10日間全ての出来事を通じ
「身体、精神、魂、感覚器官」の集合体である「人間=生命」に触れ合いました。
そして、1つの生命が奏でるハーモニーが、複数の生命と共鳴し、
壮大な交響曲を奏でているこの宇宙の素晴らしさにあらためて心が震え、
「今ここ」にある、肉体をともなった私が存在している(生きている)こと、
その喜びを噛み締めています。
最終日の修了式には、Vaidyaratnamグループの現在の責任者である
Ahstavaidyan E.T Parameswaran Mooss師がご参加くださり、
参加者一人一人に修了書を手渡ししてくださいました。
日本人グループとしては初めて、2年連続でVAFを訪れ、伝統的なアーユルヴェーダの学びを継続している事をとても喜んでくださいました。
そして、日本に帰国したあとに、様々な実践を積み、
またここに戻ってくるように、と有り難いお言葉もいただきました。
今回の研修後も、参加者のみなさんが継続した学びを続けるべきだ、
というドクターからの提案と勉強熱心な参加者の皆さんの要望もあり、
次のインド研修までの間、研修で学んだことを復習しつつ、
更なる学びを進ませる為の特別なクラスを設けることになりました。
研修に参加された皆さんが
様々な形で、アシュタヴァイディアからの直伝、
伝統的なアーユルヴェーダの知識とその魅力を日本に伝えてくださる事でしょう。
いつも私たちを快く受け入れてくださり、多くの学びを与えてくださるvaidiyaratnamの先生方、スタッフのみなさん、
そして素晴らしいトレーニングコースを作ってくださったコースディレクターのDr.Sudeeshに深く感謝いたします。