2014年VAFアーユルヴェーダ研修記②
2014年12月29日
研修前半5日間は、午後に伝統的なアーユルヴェーダトリ−トメントの実技クラスをおこないました。
今年は、日本のアーユルヴェーダサロンにも取り入れられる実技を、ということで特別な授業もありました。
研修施設であるVAFはアーユルヴェーダ治療を行なう場所であり、リラクゼーション目的でのトリ−トメント提供はしていません。
ですので、日本でサロン開業をしよう、というセラピストさんたちにとって、せっかく本場のトリートメントを学んでもなかなか実践につなげにくい、という現状をDr.Sudeeshも理解しており、本年はできるだけ取り入れやすい手技や技術をお伝えしよう、ということになりました。
ただ、本場の施術を全く無視する事は良くありませんので、ご参加の皆さんには、それぞれ毎日トリートメントを体験して頂きましたので、実際にケララの治療現場で行なわれている事と、私たちが出来る事、取り入れられる事の違いを学べたと思います。
本年度の実技クラスは、既に学んで習得した、と思っていた事にまだ余白があった事にも気づかされました。
やはり、支柱となるべき基本はとても大切です。
何年サロンワークをしていても、いつでもこの基本に立ち返る、という姿勢を保ち続ける事を忘れないようにしたいと思いました。