バランスって何?
何事も
バランスが大切!
と言います。
確かに、そう。なんでもバランスが大切。
ただし、何をもってバランス、とするのか。そこをしっかりと捉えていないと、焦点がずれて本来と違う意味にすり替えられてしまう。。
よくあるのは、都合や我欲を正当化するときに、「まあ、確かに良くないかもしれないけど、これもバランスだし!」という台詞。
いやいや。。良くないものは良くないです。。。というか、良いか良く無いかというより、
ただ、それを選んだ自分の欲求や感情があって、よくないけどチョイスした。という事実があるだけ。
そこにバランスはない。
バランスがとれている状態において私たちは
心地よく、快適で、スムースで、安定感を享受できる。
こころにシコリが残ったり、カラダの機能に障害もおきない。
バランスは調和とも言えるのです。
自然法則の中で調和がとれていることを意識していけばいいだけ。
実はとっても簡単。
今日から名古屋で3期目となる半年に渡る連続講座がはじまりました。
午前は食事学。このクラスは名古屋だけのオリジナル食事学クラスです。
このクラスの最大のテーマは、「自然法則の中での調和の定義とその実践」です。
初回のテーマは「何をどのように食べる」。
アーユルヴェーダ食事学の重要トピックです。
実習は3パートに分けまずパート1では日本でも手に入りやすいスパイス8つを合わせてつくるお馴染みの「ヒングヴァシュタークチュールナ」作り。
普段あまり見かけないスパイスもあって、恐る恐る試食する皆さん。
反応も其々いろいろで、、様子を見ていると、やはり個別の消化力と味の好みが合致しているようでとても興味深かったです。
パート2では消化機能をリセットする「お粥」をご紹介。モリンガ粥とココナッツオーツ粥を2種類作り、特にモリンガ粥は全く未知なる風貌と味だったようで皆さん驚きのご様子でした。
パート3は旬の食材を余すところなくいただくための工夫を施した3種類の野菜料理。
オクラとミニトマトの薬膳和え、パプリカのハーブカルパッチョ、ズッキーニとコーンのメディシナルソテーを皆さんに実際に作っていただきました。
清浄で安全な食材を消化への配慮をしながら適切に調理をする。
調和の基本、バランスをとるために必要なことを学ぶ土台を作った初日でした。
雨の中お越しくださった皆様、ありがとうございました。
また来月もどうぞよろしくおねがいいたします 。