アーユルヴェーダベビーケア&マッサージ指導者養成講座の様子
本日は藤沢のラボで、トラディショナルアーユルヴェーダ ベビーケア&マッサージ指導者養成講座でした。
初回でアーユルヴェーダの生命観を再確認し、妊娠に必要な条件や胎児の発育過程を学びました。
アーユルヴェーダの文献の中でも、赤ちゃんの誕生については特別に詳しく記されています。
なぜなら、生命の誕生の仕組みを知らずして、私たち人間の構造や機能を正確に知ることはできないからです。
ベビーケア&マッサージの授業は、そのイメージよりもディープで、生命の本質を理解する上で必須の学びですね、というお話になりました。
第二回目の今日は胎児形成由来の要素(父、母、アートマ、精神、習慣、食物エッセンス)がパズルのように組み合わさっていくのではなく、それぞれの要素が相互に影響しあい、支え合い、1つの生命を形成しているという壮大な宇宙誕生のストーリーのような生命観をみていきました。
この世に現れた新しい生命がいかに尊いものか、、それを産み出す母親がどれだけ大切にされるべきか、文献にもしっかりと記されていることを踏まえ、現代に山積する母親や子どもたちに関わる問題についてディスカッションしました。
そして今日からベビーマッサージの実践。
生まれてから死ぬまで、あらゆる人に有効だといわれるオイルマッサージ(アビヤンガ)。
新生児期のオイルマッサージはその子の免疫力や組織形成をサポートする大切なものであり、また母子の絆を強くする有効な手段です。
私は実際に、我が子が生まれてから毎日1年間欠かさずにベビーマッサージをし続けましたのでその効果は絶大だ、と自信を持って言えます。
指導者養成のクラスにはベビーがいないので、お人形をつかって実際にオイルを塗ってマッサージの練習。
不思議なもので、お人形相手でも、マッサージしてあげていると母性が湧き上がるのです。
私も受講生も気がつけばお人形を優しく抱きマッサージしていました。
尊い生命を授かることの意味、その生命を育む喜び。
お母さん達が何の不安もなく安心して子育てができる環境の重要性と、
あらゆる生命は慈しみと愛を受ける権利があるということを強く再認識した1日でした。
トラディショナルアーユルヴェーダ ベビーケア&マッサージ指導者養成講座
3月4日〜5日 金沢にて集中講座を行います。