Talapotichil タラポティチル
2021年12月3日
タラポティチルはケララアーユルヴェーダの伝統的トリートメントです。 タラは「頭」、ポティチルは「覆う」という意味でシローレーパ(頭部湿布)とも言われます。
主に頭部のケア、特にピッタ性の頭部不調に良いトリートメントです。
タラポティチルの適用
タラポティチルはひんやりしたハーブペーストが頭部の余分な熱を冷まして心地よいトリートメントです。
主な適用は以下になります。
- ストレス
- 髪や頭皮のトラブル
- 不眠
- ピッタ性の不調
- 肩首のこり
タラポティチルに使用されるハーブ
タラポティチルの手順
- ハーブペーストを準備します。ハーブパウダーをバターミルクで適度な硬さのペーストにします。
- ヘッドバンドをしてからオイルを塗っておきます。
- ペーストを3センチくらいの厚さに塗っていきます。
- バナナやハスなどの大きな葉っぱで覆います。(葉っぱがない時はタオルなどでも構いません)
- 頭頂部分に穴を開けオイルを流し入れ30〜45分ほど保持します。
- 施術が終わったらペーストを落とし、ぬるま湯でよく洗い流します。
※施術中はドーシャを乱さないよう会話などをせず姿勢を一定に保つようにします。
タラポティチル後の注意点
施術後はドーシャが鎮静しているので外出や移動はできるだけさけ安静に過ごします。
また、カフェインやアルコール、塩辛いものや油物などは避け、消化に優しいものをとるよう心がけます。
夜寝る前には入浴しPCやスマホは使用しないようにして就寝します。
アーユルヴェーダトリートメント提供に関わる関連法令
アーユルヴェーダサロンはお客様の健康維持や向上のためのサービス提供をしています。
安心してご来店いただけるように法令に違反するような行為や発言また広告を行なうことのないように気をつけましょう。
タラポティチルとしてヘナを利用した白髪染め施術をされる場合には美容師免許が必要です。
その他施術提供する際に関わる関連法令は以下になります。
・薬機法:使用オイルやハーブなどに関わる法令
・景表法: SNSやHPなどでサロンの宣伝をする際に関わる法令
・医師法/ あはき法:HPなどの表記やサロン内での言動に関わる法令
詳細は[アーユルヴェーダセラピストのための関連法令]からご確認ください